音楽を統一的に扱えないか
2009年5月2日 日常 コメント (1)僕はクラシックはよく聴き、ロックバンドの音楽の作り方もある程度は聴く(どちらも究めてはないですね、残念ですが)んだけど、それは非常に対照的なものとして語られるときもある。
でも音楽の概説書なんかを読むと派生であると書かれている。クラシックからいかにしてかような音楽が生まれてくるのだろう。よくわからない。
ただひとついえるのはオーケストラは専門職集団だから、ある意味では非常に豪勢な演奏形態でもあるのに対して、ロックバンドは逆に楽器が少ないから多くの役割を一人がこなさねばならないということであろう。
これらが分化した事情というのは、前者が高価であり上流階級の独占物に陥りがちなことを考えれば想像するに難くない。聴く層の相違というのも、これに端を発しているに違いない。
ついでにいえば内部の政治的な関係も、良くも悪くも19世紀的な意味での守旧と革新の構造的対比を持っているように思う。
話がそれた。
ベースギターの面白く、魅力的なところはしかし上記で述べたとおりさまざまな役割をこなす点である。即ち、ベースラインとしての機能はもちろん果たすのだが、同時にリズム楽器の一端でもあり、メロディープレイヤーの一端でもあるところである。ジャズにおいても同様のことが観察できそうであるがあまり詳しくないので言明は避ける。アップライトベースの張力のない音はうんざりなので、ここではベースギターに話を限った。
上のような見解は僕が帰納的に得たもので、残念ながらポピュラーミュージックについて体系的に理論の勉強はしたことがない。しかしこういった書法にも見るべきところがあるように思った。オーケストラよりは難しくないだろう。いつかしてみたいと思う。
でも音楽の概説書なんかを読むと派生であると書かれている。クラシックからいかにしてかような音楽が生まれてくるのだろう。よくわからない。
ただひとついえるのはオーケストラは専門職集団だから、ある意味では非常に豪勢な演奏形態でもあるのに対して、ロックバンドは逆に楽器が少ないから多くの役割を一人がこなさねばならないということであろう。
これらが分化した事情というのは、前者が高価であり上流階級の独占物に陥りがちなことを考えれば想像するに難くない。聴く層の相違というのも、これに端を発しているに違いない。
ついでにいえば内部の政治的な関係も、良くも悪くも19世紀的な意味での守旧と革新の構造的対比を持っているように思う。
話がそれた。
ベースギターの面白く、魅力的なところはしかし上記で述べたとおりさまざまな役割をこなす点である。即ち、ベースラインとしての機能はもちろん果たすのだが、同時にリズム楽器の一端でもあり、メロディープレイヤーの一端でもあるところである。ジャズにおいても同様のことが観察できそうであるがあまり詳しくないので言明は避ける。アップライトベースの張力のない音はうんざりなので、ここではベースギターに話を限った。
上のような見解は僕が帰納的に得たもので、残念ながらポピュラーミュージックについて体系的に理論の勉強はしたことがない。しかしこういった書法にも見るべきところがあるように思った。オーケストラよりは難しくないだろう。いつかしてみたいと思う。
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