僕はクラシックはよく聴き、ロックバンドの音楽の作り方もある程度は聴く(どちらも究めてはないですね、残念ですが)んだけど、それは非常に対照的なものとして語られるときもある。
でも音楽の概説書なんかを読むと派生であると書かれている。クラシックからいかにしてかような音楽が生まれてくるのだろう。よくわからない。

ただひとついえるのはオーケストラは専門職集団だから、ある意味では非常に豪勢な演奏形態でもあるのに対して、ロックバンドは逆に楽器が少ないから多くの役割を一人がこなさねばならないということであろう。
これらが分化した事情というのは、前者が高価であり上流階級の独占物に陥りがちなことを考えれば想像するに難くない。聴く層の相違というのも、これに端を発しているに違いない。
ついでにいえば内部の政治的な関係も、良くも悪くも19世紀的な意味での守旧と革新の構造的対比を持っているように思う。

話がそれた。
ベースギターの面白く、魅力的なところはしかし上記で述べたとおりさまざまな役割をこなす点である。即ち、ベースラインとしての機能はもちろん果たすのだが、同時にリズム楽器の一端でもあり、メロディープレイヤーの一端でもあるところである。ジャズにおいても同様のことが観察できそうであるがあまり詳しくないので言明は避ける。アップライトベースの張力のない音はうんざりなので、ここではベースギターに話を限った。

上のような見解は僕が帰納的に得たもので、残念ながらポピュラーミュージックについて体系的に理論の勉強はしたことがない。しかしこういった書法にも見るべきところがあるように思った。オーケストラよりは難しくないだろう。いつかしてみたいと思う。

コメント

でんでん太鼓
2009年6月23日10:45

ここに書かれていたコメントは、不適切な中傷にあたると判断して、管理人が削除いたしました。僕の日記の内容はきわめて主観的なものなので、不十分な点は多々あることと存じます。しかしながら感情的で具体性を欠く単なる不快を催す言葉の羅列はいただけません。もしよろしければ建設的な反論をしていただければと思います。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索