コメント、もとい感想。

いやー受けといてよかった
(最初は受けなくてもいいかと思ってたし、受けたのも的中したら周りの人だけみんな「進研ゼミでやったことあるぞ!」ってなるのが嫌だったからだったんだけど
昨日英数国はやることないっていったけど
大嘘でやることありまくり。
数学は問題運もあるけど国語は本番であんなぶざまな答案書いたら確実に落ちる。
書くことはわかってても出力が日本語になってないw

ってことで各問題へのコメント。どうでもいいし文系しかわからないからスルーしてw(まぁ現代文のときの私の思考回路はこんな感じっていう。自分の反省用、俗にいうチラ裏。

国語
1番 理系とは同じ問題なのか?
鏡を見ることで自己を自己として知覚する、という文章。まぁありそう。
(1)「魂の抜け殻として」を「知覚の主体ではなくなる」と把握すればいいのだろうか。
(2)これは問題がよろしくない(というか過去問を見る限り東大はこの場所に線を引いた場合「なぜそういえるのか」とは聞かないと思う。)
けど聞いてることは重要なことで「自分の中に型があってそれとの同一性で判断する」というのがポイントか。ウィルス免疫がmetaphorとしては適当だろう。
(3)模範解答には書いていないが、筆者は写真の場合を前に挙げた上で、鏡の場合が特に『異常』だといってるのだから、写真の場合は異常ではないという説明を含めると説得力が上がると思う。その差は鏡のとき=「現在性・生のある自分・自分と同期した像」、写真をはじめとするそれ以外のとき=その逆、と考えればよいと思う。
(4)逆説の説明・・・典型問題なのにミスして死にたいが、結局「ナルシスは他者として愛した」ことから、逆説的に「鏡があってはじめて自己の知覚が成り立つ」と書けばいいのではないのか。模範解答と違うが。これだとどうなるんだろう。
(5)「大人になる」というのは自己を世界の中に置くこと=他者の視線を意識し、知覚対象になりうるということを知ること。その契機が鏡だと言っているだけで、問(5)にしては捻りが少ない。「自己を特権化しない」というかっこいい言い方もできるはず。

2番 適当で書いた(3)があってたりしたけど、とにかく訳が稚拙。直訳の後さらにこなれた訳に置き換える練習があと本番までに5回は欲しい。
3番 為A所Bすら気付かないので一から出直し。「猶」を「も」と置き換える発想すら出てこなかったのはあまりに貧困だったと思ってがっかりw

4番 良問だと思う、というかいい文章。読んでてぞくぞくした。おれだけかw
設問も見た感じ、「評論の主要テーマを1個ずつ出してみました」というなんとも親切設計。これを復習すれば1問は本番でも使えるというありがたい意図が感じられる。
(1)断絶論。これでミスしたのは痛い。傍線の1行前の「かえって」がkeyword。
これを読み落としたせいで模範解答にあるニュアンスが出なかった。やっぱり解答書く前は当該段落を読みなおす癖をつけようと思った。
(2)相対化論。模範解答には示されていないが、「超越的な原理の所在が暗示」されるということは、俗的な人間世界が相対化されるということ。そこまで書かないとたぶんあの大学は点くれない。傍線真上に「聖性」とあるんだから「俗的」という考えは出てきていいはず。
(3)ステレオタイプ論。「擬人化したステレオタイプによる疎外」について書けばいいんだが、動物の行動は人間社会にある「俗的な論理」を持たないからこそ不可解であり(っていうのが(4)につながる論点)人間は不可解なものを恐れるからステレオタイプに組み入れる、つまり擬人化すると書けばいい。「倒立像」に目が行きがちだが「正確な」のほうが重要という感覚があってしかるべきではないのか。「像が正確」ということを考慮した答案にしたかった。
(4)ステレオタイプの破壊論。(3)で言ったとおりステレオタイプはそもそも無理があるものだから、そのステレオタイプですら把握できなくなれば当然人間の安定した認識世界は破綻する。「ドメスティケートされたはずの動物が」このようなありようを示すということが恐ろしい((1)と関連してる)。人知を超えたものであり畏れを感じさせるものだというニュアンスが「聖性」につながるはず。「無常といふこと」を確か1学期に読んだが、あのときとそんなに言っていることは変わらない。
以上4題とも近代評論の必須の考え方だと思われる。あまりに型どおりで恐ろしいけど、こんな読みはいかがでしょう。


数学
苦しかった、なんでか知らないけど。フルボッコだったけど40点は確保。
こういう粘りが本番でもできるといいと思う
(こんな苦しい問題が出ないことが理想ですが)

ということで油断と言うのは末恐ろしい。明日も書いてそのあとは本番までネット封印かな。

(関係ないけど自由が丘のBOOK OFFはおすすめ。昼に2時間も暇だったので探しに行ったらLongman’s Phrasal Verbs Dictionaryが600円だったので衝動買い。新品で買うと何千円もしてやってられない。これはいい買い物だった。洋書の棚が丸ごと2つあるのが自由が丘クオリティー。)

コメント

nophoto
もんた
2009年2月11日9:52

orz・・・
題名が「プレステ1のコメント」って見えて
「おぉゲームなんかしてるのか!」って思ってきました・・・笑

でんでん太鼓
2009年2月11日16:54

>プレステ
ごめん持ってすらない・・・化石みたいな人種です笑
受験終わったらゲームしろととある人に言われてます笑

Z&D
2009年2月12日8:46

俺も小説の「逆説」は

>結局「ナルシスは他者として愛した」ことから、逆説的に「鏡があってはじめて自己の知覚が成り立つ」と書けばいいのではないのか。

これを書いたんですけど。少なくとも河合の採点では×だろうな…笑

数学は同じく苦しかった。。1完3半と思ったら1~3の(1)は配点が低かった笑 40行ったか分かんない。。

でんでん太鼓
2009年2月12日20:54

まぁ、こんなことを言うのは逃げな感じもするんだけど(w)
(少なくとも一流の)大学で採点をする人は、模試の採点者とかと違ってある文章を見て正しいか正しくないか、どの程度書いた人がわかっているのか読めば分かるでしょうから、思ったことを素直に書けば(書ければ)自分の理解に応じた適切な点数が与えられることと思いますw

数学・・・なんかほとんど点の取り方が同じだw

でんでん太鼓
2009年2月16日17:28

>国語の「逆説」
その問題は結局4/6きたので悪くはないのでしょう、たぶん。

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